DTP駆け込み寺

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Acrobatの色を置換機能の変換属性と出力インテント

AcrobatDCの色を置換機能について教えてください。

あまり解説がないのですが、「カラーを出力インテントに変換」で
色を指定する場合と、
右上の「変換属性」「変換のプロファイル」で
色を指定する場合の動作の違いを教えてください。

自分がよく使うのは、WordやPowerPointのデータを1色に変換して印刷する、というケースです。
この時は「変換属性」からDotgain15%などにします。
これはOfficeからPDF書き出し時に、出力インテントを持たせられない
から、「そもそも出力インテントに変換を選べない」からなのですが、これでも特に問題なく、RGBの画像や文字がグレースケール化されます。
CTP出力でトラブルになったこともありません。

一方、イラストレーターなどのデータで、特色指定が入ってしまっている場合で、プロセスカラー4cだけに変換したい場合(あるいは1cに変換したい場合も)、「カラーを出力インテントに変換」を使っています。
これも経験則上、「変換属性」からの変更だと、特色のインキ設定が変換されないためです。

ただ、Adobe系ソフトのPDFなら大抵の場合は出力インテントが埋め込まれていますので、「変換属性」「出力インテントに...」両方選べます。
今になってみて、この2つの動きの違いがよくわかっていないなあと思いました。

実際のところ、動作的にはどういう違いがあるのでしょうか?

なんとなくですが、
変換属性:
 埋め込まれた出力プロファイルを破棄して別のものに入れ替える
 (ただし特色はプロファイルの管轄外なので無視されている)
インテントに変換:
 言葉通りの色変換機能で、色情報テーブル自体を入れ替えてしまう。

といった解釈であっているのでしょうか・・・。

Office系のPDFも、
一度変換属性でプロファイルを埋める→出力インテントに変換で
Dotgain15%にする、
という二段階を取らないと、グレーにならないのであれば、
これであっているかとは思うのですが、そうではないので、よくわからなくなりました。

[20232] ましお (2020/02/18 Tue 16:49)

  1. [20232] Acrobatの色を置換機能の変換属性と出力インテント ましお 2020/02/18 16:49